40代+女性管理職の服装問題 Part 1

2016年10月17日 投稿者:   カテゴリ: ブログ
40代+女性管理職の服装問題 Part 1 Photo by Alliance / PIXTA
今回から連続で40代以上の女性管理職(または候補)の方に向けた柔らかいテーマでお届けします。
 
あるメディアで、40代の女性がどんな服を着ていいかわからなくなるという悩みを「おしゃれ更年期」と表現しているのを目にしました。管理職として「ふさわしい装い」に頭を悩ませている40代以上の女性も増えているのではないでしょうか? 私も40代に入った頃、自分に似合う服がわからなくなりました。プロのスタイリストさんのアドバイスをもらったり、たくさんの雑誌やHow to本を読み漁ったりしました。私の試行錯誤の経験や数多くの女性管理職の観察から得た、40代以上の女性管理職の服装の悩みに対する解決のヒントをご紹介したいと思います。
 
悩み①:責任ある立場に見合った服装のイメージがわかない!
解決のヒント①:「信頼感」と「好感度」を重視
  • 発想の転換をしましょう。女性管理職の装いは、「仕事を効果的に進めるためのツールの一つ」です。自分の好みや流行のファッションは、一旦わきにおいて考えてみます。
  • 大切なことは、この人になら任せられると思わせるビジネスパーソンとしての「信頼感」が得られる装いであることです。グローバルの女性リーダー研修では、女性リーダーとして周りから信頼されるには、自信や落着きを表すgravitas(重厚感)が必要だと教えています。
  • 次に必要なのは、この人とならよい関係を築けそうだと思われる「好感度」です。効果的に他者に影響力を与えられる女性リーダーは、有能さや自信を示しながらも、親しみやすさや温かみを持ち合わせているといわれています。
 
悩み②:自分に似合う効果的な装いとは?
解決のヒント②:「シャープ」と「ソフト」の印象のバランスを考える
  • 服装は、「自分の印象をコントロールする武器」です。特に第一印象で損をしないためのポイントをご紹介します。
  • 人の印象を単純に「シャープ」と「ソフト」に分けてみます。
    「シャープ」 
     知的、明快、自立的、クールな (服装例:モノトーン、無地、パンツスーツ、タイトスカート、テイラードジャケット)
    「ソフト」
     やさしい、協調的、支援的、温かい (服装例:パステルカラー、柄物、フレアスカート、ノーカラージャケット)
  • 「シャープ」な印象が強すぎると、有能そうだけど近寄りがたい、怖い、と感じられます。つまり、第一印象で「信頼感」は獲得できても、「好感度」が低めになる可能性があります。日本では、押し出しの強い女性に対して抵抗感をもつ人が多いので、怖さ・威圧感が前面に出ると初期の関係構築で損をする場合があります。
  • 一方、「ソフト」な印象が強すぎると、いい人そうだけど頼りない、つまり「好感度」は高くても、第一印象において「信頼感」を獲得できない可能性があります。最近は「大人かわいい」が流行し、オフィスのドレスコードがカジュアル化しているので、40代以上でも「ソフト」過多の人が多いようです。淡い色のカーディガンにフレアスカートのような装いは、40代以上の女性管理職には甘すぎます。権限をもつビジネスパーソンというより、やさしいママさんの印象が強くなってしまいます。女性管理職が少ない職場では、ジュニアな女性のファッション傾向に合わせたほうが目立ちませんが、ジュニア女性に同調するのではなく、管理職男性のイコールパートナーとして違和感のない装いを意識するほうが影響力を行使するうえで得策です。
  • 自分の与える印象が、「シャープ」なのか「ソフト」なのかを客観的に考えてみてください。次に、どちらかに偏りが大きい場合は、意識的に逆を取り入れてバランスをとるとよいと思います。(元来の個性と異なる方に振り切ってしまうとその人らしさがなくなり違和感が生じますので、「偏りがあれば調整する」という程度で考えてください)
  • 顔立ちや体型のように変えにくいものが印象を左右している場合、メイクや髪型を変えることも調整に役立ちます。以下、調整方法の例です。
    「シャープ」過多の人が「ソフト」を取り入れるには:柔らかい素材、ネックレスやブローチなどのアクセサリー、モノトーンにさし色を取り入れる、フェミニンな髪型、華のあるメイク
    「ソフト」過多の人が「シャープ」を取り入れるには:ハリのある素材、紺・黒・白などメリハリのある色使い、スッキリした髪型、ラインを意識したメイク
  • ちなみに私は、男顔なので、子供のころからフリルやピンクの可愛らしい「ソフト」系の服とは無縁です。厚みのない体型で、パッと見に威厳がありません。素のままだと「重厚感に欠けるシャープ」です(苦笑)。そこで意識しているのは、「重み」を出すために、ハリのある素材やカッチリしたシルエットの服を選ぶこと、男顔を「ソフト」に見せるために、ヘアスタイルにふんわり感を出すこととメイクで華を付加することです。
Part 2に続く…)
 
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